【短編】幼なじみの独占欲




『俺、ゆきの事好き。』



「ウソだよね?」



『嘘じゃない。本気。15年間ずっと好きだった。』




ええ!?



15年?!




『山下の事好きでもいい。でも絶対俺の事振り向かせる。ゆきを幸せにしたい、幸せに出来るのは俺だけだって思ってる。』




「ち、ちょっと待って。あのね、先に言っとくけど、山下くんを好きって言うのは嘘なの!ごめんなさい!」




『え、そうなの?』




「うん、ほんとにごめんなさい。」





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