【短編】幼なじみの独占欲








次の日。



いつもは朝に私がちー君を起こしに行くんだけど、今日は違った。




玄関を開けると、




「え!?ちー君!今日は早起きじゃん!」



『…はよ。』



「お、おはよ!」




と、また先にスタスタと歩き始めた。




え、えーー!?




何で先に行くの!





「ち、ちょっと待ってよ~!ちー君!」





私は後を追いかけてちー君の隣までやっと追いついた。





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