席替えをしたら隣が、女嫌いな一ノ瀬くんになりました
「ふふっ...。ねぇ、私のこと好きっ...?」
えっ...?
西園寺さん何聞いてるのっ...?
もしかして私にわざと聞かせるために一ノ瀬くんに聞いたのっ...?
ひどいよっ...。
私がそんなことを思っていると一ノ瀬くんの、
「あぁ.....、好きだよ」
という声が聞こえた。
私はその一ノ瀬くんの言葉を聞いた瞬間、一瞬時が止まったような感じがした。