席替えをしたら隣が、女嫌いな一ノ瀬くんになりました
それに一ノ瀬くんの好きな人他にいるかもだしっ...。
私がそんなことを考えながら黙っていると橘くんが、
「そんなに心配なら俺と付き合ってみる?」
と私に聞いてきた。
私は思わず、
「えっ...?けどっ...」
と言ってしまった。
「俺なら、若菜ちゃんを泣かせたりしないよ」
橘くんは真剣な顔をしながらそう言った。
私はそれにちょっとキュンとしてしまった。