席替えをしたら隣が、女嫌いな一ノ瀬くんになりました

5人で


奈緒に髪の毛をセットしてもらって送ってもらったあの後、私は一ノ瀬くんと水族館でデートをしていた。


すごく楽しかった。


男の子と一緒に遊んだりするのは初めてだったから心配だったけど、一ノ瀬くんはそんな私を優しくエスコートしてくれた。


すると一ノ瀬くんとお土産をみていたそのとき、近くから聞き覚えのある声が聞こえてきた。


「奈緒...?」


私は無意識に声がする方向に向かっていった。


< 272 / 293 >

この作品をシェア

pagetop