席替えをしたら隣が、女嫌いな一ノ瀬くんになりました

「うんっ、話してたけどそれがどうしたのっ...?」


「どうしたのじゃないよっ。前まで一ノ瀬くんのこと怖がって話してなかったのに、なんで今日の朝は話してたの?」


奈緒はさっきまで顔を険しくしていたが、今はニヤついている。


奈緒っ...。


絶対私が一ノ瀬くんのこと好きになったって勘違いしてそうっ...。


私はそんなことを考えながら、昨日あったことを奈緒に話した。


< 33 / 293 >

この作品をシェア

pagetop