席替えをしたら隣が、女嫌いな一ノ瀬くんになりました
「うんっ、話してたけどそれがどうしたのっ...?」
「どうしたのじゃないよっ。前まで一ノ瀬くんのこと怖がって話してなかったのに、なんで今日の朝は話してたの?」
奈緒はさっきまで顔を険しくしていたが、今はニヤついている。
奈緒っ...。
絶対私が一ノ瀬くんのこと好きになったって勘違いしてそうっ...。
私はそんなことを考えながら、昨日あったことを奈緒に話した。