誰にもあげない



「えっと。これは夢…?」


目の前には
鼻が高くて綺麗な顔の男の人


「何寝てんだよ」


???


夢じゃない


「ごめん寝てた」



そう、目の前にいるこのイケメンは 
 


私の彼氏。



何かの手違いで彼氏になったと思ってしまうほど。

イケメンは怖い。
イケメンなんて釣り合えない。

隣を歩くのも申し訳ない気持ちになる 



イケメンは恋愛対象外そう決めていた



叶わない恋だって分かってるから
イケメンに恋なんかしない。


そう思っていたのに
簡単に恋に落ちてしまった。


このイケメン毒舌ドSな美容師に。

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