私立秀麗華美学園
思いが詰まりすぎて言いたいことが膨大です。あんまり作者がしゃしゃり出るものではないと思いつつも、いくつかだけ述べさせていただこうと思います。よし聞いてやろうという方だけ読んでください。


先ほども触れましたタイトルですが、正直、一番最初のタイトルはもう覚えてもいません(笑) 公開を始めたサイトも違っていたし、こちら(野いちご)に来た時点でもペンネームすら別の名前でした。

覚えている限りで一番古いタイトルが『ドS姫様』規約が厳しくなる頃に変更して『Rosy days』なんてのも一瞬ありました。薔薇色の日々。昔から姫と薔薇がモチーフなのはかろうじてら変わらず。
確か6章(正しくは秀麗華美)の章名をつけた時点でタイトルを意識していたので、そのあたりから作品として落ち着いていたと言えるかもしれません。ペンネームが今のになったのはそれより少し前かな。個人的には6章で第一部終了だと思ってます。第二部の終了は、また学祭終わりか、クリスマスパーティーの後か微妙なところ。無理に分ける必要もないのでどっちでもいいんですけどね。


初めはほんとに軽い気持ちで、コメディ書いてみたいなって。文章が安定していなかったこともあって1章〜4章は何度も書き直し、挿げ替え、変更だらけです。書いてる目的もわからず。キューピッドと陰謀を、なんかそれっぽく使ってみたり、そのせいで後々苦しむことになるんですが。

進めていくうち、目指す方向が見えてきました。好きってなんなんだろう。愛ってなんなんだろう。「どうしてわたしのこと好きなの?」ゆうかが持っていた疑問です。いつしか作品の目指すところとなりました。どんな理由をもって、人は人を好きになるのか。読み終えてくださった皆様が、どのように感じられたかはわかりません。人それぞれだと思います。はっきり言うとわたしはその答えを出せませんでした。というか、「出せないということがわかった」というのが答えなのかもしれません。
作品の一番最後のゆうかの台詞。あっさりしすぎとか、それだけ? とか、思われるかもしれないなあと思いましたが、色々と迷った中でこれを選んだのは、そんな答えが自分の中にあったからなんだと思っています。
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