俺のボディガードは陰陽師。
エロアレンジネタを吹っ掛けられて、ギクッとさせられる。
胸…今の俺にはタイムリーなネタ…いやいや!
喜んでないし!
おっぱい枕に…。
(ああぁぁ…)
女の胸、と結び付けられて。
ヤツとのことが思い出される。
いや、昨晩は。
おっぱい枕はしてません。
断じてしてない!
ですが…昨晩。
とんでもない事が起きてしまった。
久々にペンチャンを見て、おうちデート妄想でおでんが食べたくなっていた、その矢先に。
明日の試合に備えて、早めに就寝。
…しようとしたその矢先に。
ドアをノックする音が聞こえたので、疑問に思いながらも赴くと。
ドアを開けたその向こうには、なずながいた。
何だか、ちょいマジな顔をして。
『…どうした』
何の用事か尋ねると。
『伶士。…今日から私は、おまえの部屋で寝るんだあぁぁっ!』
え…。
『は…。は?は?』
一瞬、何を言われてるのかわからなかった。
え?
なずなが?
俺の部屋で、寝る?
(………)
『…はあぁぁっ?!な、何で!』