松姫様からの贈り物



私のお母さんは常に忙しくてよくお家を空けている。


だけど"湊くん"がいてくれてるから寂しいなんて思った事ないかも。


「結愛、早くご飯食べちゃいなさい」


「はーい」


ダイニングテーブルに向かうと苺ジャムのトーストにレタスの盛ってあるお皿にキュウリとプチトマトがのってるサラダ、ホットミルクまであるではないですか。


すっごく美味しそうでヨダレがつい出そうになった。


うぅ、早く食べよ食べよ!


ちゃんと席について。


「いっただっきま〜す!」


パンッと爽快な拍手音が部屋に響いた。


ん〜!!おいし〜!

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