松姫様からの贈り物
夕日に照らされているからちょっと薄く姿絵を描くイメージがあったからどう表現しようかたくさん迷ったけど上手く描けたからLINEのアイコンにしている。
「すっげー!」
柏木くん、私のLINEのアイコン見て目を輝かせている。
キラキラした目で私のアイコン見てくれるとなんだか私も照れちゃうな……
「ねぇ竹下さん!俺のLINEのアイコンのイラストも描いてくれない!?」
「え!?」
キラキラした目で私を見つめる柏木くん。
それはまるで子供の憧れを見つめる様な瞳だった。
これは……断れない……っ
「……うん、私の絵で良ければ…」
「ほんとに?よっしゃー!!」
柏木くんは私がイラストを描くと聞いてガッツポーズをして喜んでいる。