お前以外、考えられない。


「.....千夏、青葉くんと一緒に帰りな。家隣なんだし」


「え、いやでも.........」


「あーあの話はまだ時間あるから大丈夫だから、な?」


じゃ、と言った後私たちに背中を向け帰っていく蛍。

ごめん蛍.........、必ず相談にのるから!と蛍の背中に向かって心の中で叫んでおいた。


「ごめん、アオ。めっちゃ待ったよね?ごめん......」

「んー?全然待ってねえーよ、」


.........嘘。汗めっちゃかいてるもん.........8時っていっても夏の夜は暑いもん.........


「だいじょうぶだーって、ちーは責任感じすぎ」


そう言って私の頭をわしゃわしゃするアオ。

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