お前以外、考えられない。
以降、毎年夏祭りには必ずこのイヤリングをつけることが私の中での決まり(?)みたいなものになってる。
普通のデートの時にもつけていきたいって思うけど無くしたら嫌だし、夏祭り限定のイヤリングみたいになってる。
「そりゃ、アオがくれた大切なものだから.....」
「まだあん時は安いのしか買えなかったんだけど、そんなに大切にしてくれてオレも嬉しい」
ふっ、と優しく笑うアオに胸の鼓動が早くなる。
「んじゃ、行くか」
そう言って歩き出すアオの横に行くと、さらりと車道側に行くアオ。
.........また、好きが募る。