雨の日じゃなくても私は明日の君を好きになる
私は大丈夫!!
それに………なんだか今なら言えそうなんだ。
瀧島さんに私の秘密を………。


「おはよう、瀧島さん!」

そういって校門で会った瀧島さんに挨拶した。
すると瀧島さんはびっくりして目を見開いていた。

「………おは、よ………う」

「おっはよー、葉玖村ちゃーん!!」

ードーン

「きゃっ!?」

挨拶して勢いよく来たのは星君だった。

「おはよう、星君」

私は笑って返した。

「あ!弦君に夏々君!真輝君に都君も!おはよう!!」

皆、この時間帯に登校してたんだ。
知ってたらもっと仲良くなれてたのに。

「そういえば、葉玖村に話したいことがあるんだよね、私たち」

「?………話したいこと?」
< 130 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop