雨の日じゃなくても私は明日の君を好きになる
「んー、どっちも美味しそうだからな………」

まだ悩んでいる雅さんに私は自然と笑みがこぼれた。
そして。

「雅さん」

「ん?」

「どっちも………にしますか?」

私は笑って言った。
雅さんが喜ぶ顔が………笑顔が見たいから。

「うん!ありがとう、葉玖村ちゃん!!」

「はい!それじゃあ、作りますね!」

そう言って私は支度をした。
スイーツだったら何が好きなのかな?
私は………イチゴが好きだけど。
雅さんっていつも食べてるの見るけど、その都度、変わってるからな………。
何がいいかな?
聞いてみようかな?
でも………。

「楽しみ!!」

「………」

いろんなの作ればいいかな。
イチゴタルト………タルト系かな?
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