雨の日じゃなくても私は明日の君を好きになる
『葉玖村ちゃん………最低………っ。無視するなんてひどいよ!!葉玖村ちゃんのバカ!!』

そう言って泣いて他の人のところに走って行った。
私は呆然。
わからなくなっていた。
話しかけてきたのはクラスの中でもカースト上位な子だった。
だから私は次の日からいじめられていた。
最初は辛くて苦しかった。
だけど………だんだんとわからなくなっていった。

『なに………こいつっ!』

『怖っ………』

無反応になって行った私のことを怯えて行った。
そして次第にいじめはなくなった。
一つ変わったのは。

『ペアを作ってください。二人ずつね』

誰にも私とペアにならない。
そして………話しかけてこない。
それだけだった。
< 7 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop