雨の日じゃなくても私は明日の君を好きになる
疑問に思っていたことを聞いてみてみると、瀧島さんは青ざめていた。

「瀧島さん、どうし」

私の言葉は青ざめていた瀧島さんによってかき消された。

「そんなわけないでしょー!!可愛いから皆みてるんだよ!!気づかないの、自分が可愛いんだって!?」

「え、そうなの?」

ごめん、正直………なんにも思わなかった。
そもそも気づかなかった。
自分がモテているなんて………。
でも。

「瀧島さんの方がモテるよ!」

私はハッとしていった。
もしかしたら瀧島さんは心配しているのかもしれない………。
自分よりもモテたらどうしようって。
そんなの大丈夫なのに!!

「あれ………雨が降ってきてる」

ービクッ

嘘………雨?
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