雨の日じゃなくても私は明日の君を好きになる
「一緒にいこうね!!」
そう言って笑う、狛犬と同じ体育祭実行委員になった新宮星。
確か………人気者なんだっけ?
女子の間ではとっても人気者。
男子からも声をよくかけられていて楽しそうに話してた気もする。
そんなやつと狛犬が同じ委員になったらもしかしたら盗られちゃうかもなんて思ってしまう自分がいて驚いた。
自分のものじゃないのに、まるで自分のものみたいな言い方。
「ねえ、なんで名前で呼びあっていたの?それとなんで敬語じゃないな?」
俺は狛犬の腕を掴んで尋ねた。
俺は今きっと………嫉妬で心の中が汚い。
でも、聞かずにはいられなかった。
「えっと、名前で呼んでって言われたし、敬語でって言われてるから………」
そう言って笑う、狛犬と同じ体育祭実行委員になった新宮星。
確か………人気者なんだっけ?
女子の間ではとっても人気者。
男子からも声をよくかけられていて楽しそうに話してた気もする。
そんなやつと狛犬が同じ委員になったらもしかしたら盗られちゃうかもなんて思ってしまう自分がいて驚いた。
自分のものじゃないのに、まるで自分のものみたいな言い方。
「ねえ、なんで名前で呼びあっていたの?それとなんで敬語じゃないな?」
俺は狛犬の腕を掴んで尋ねた。
俺は今きっと………嫉妬で心の中が汚い。
でも、聞かずにはいられなかった。
「えっと、名前で呼んでって言われたし、敬語でって言われてるから………」