雨の日じゃなくても私は明日の君を好きになる

そう言って満足そうに笑った男の子五人に私は。
この人たちとは仲良くなれそう。
そう思った。

はやくも体育祭が楽しみになりました。


「そういえばあいつらって自分の名前を呼んでもらうのった嫌いだった気がするんだよな………。他のやつらが呼んでるとことかみたことないし」

「え、そうなの？」

実行委員の集まりが終わって、私たちは昇降口へと向かっている。

「なんか名前が女みたいだからからかわれたりするんだって。それで呼ばせないみたいな？」

「そうだったんだ………」

私は全然気にしていなかった。
それに……素敵な名前だなって思った。
星君はキラキラしていて素敵。
弦君は強そうだし、弦君にピッタリ！