お見合い夫婦の結婚事情~カタブツ副社長に独占欲全開で所望されています~
「私は…副社長みたいにこういうことに慣れていませんから!あんな言い方じゃ、ただどういうことかなぁって混乱するだけです。それに!そんな風に言うなら、付き合う前にだって…!」
流石にそれ以上は口にできずに口をつぐむ真帆に、佐藤と田中が堪えきれないというように声をあげて笑い出す。そしてそのまま腹を抱えて笑っている。
2人の笑い声が響く中、一条がため息をついて、蓮を睨んだ。
「副社長…、日頃からパワハラセクハラ問題に力を入れておられる貴方らしくもない…。仮にも入江さんは部下ですよ、ちゃんと手順を踏んでいただかなくては」
盛大に嫌味を言ってから、真帆を見た。
「入江さん、副社長をセクハラで訴えるなら協力しますが…」
流石にそれ以上は口にできずに口をつぐむ真帆に、佐藤と田中が堪えきれないというように声をあげて笑い出す。そしてそのまま腹を抱えて笑っている。
2人の笑い声が響く中、一条がため息をついて、蓮を睨んだ。
「副社長…、日頃からパワハラセクハラ問題に力を入れておられる貴方らしくもない…。仮にも入江さんは部下ですよ、ちゃんと手順を踏んでいただかなくては」
盛大に嫌味を言ってから、真帆を見た。
「入江さん、副社長をセクハラで訴えるなら協力しますが…」