お見合い夫婦の結婚事情~カタブツ副社長に独占欲全開で所望されています~
熱い熱い蓮の吐息が直接口から注がれて真帆の身体が一気に温度を上げていく。
漏れる吐息も、堪えきれない声も、怯えて逃げ惑う舌も、何もかもが俺のものだと言わんばかりに蓮が真帆の中で暴れまわる。真帆の中の奥の奥の奥まで暴こうと入り込む。
「んっ…あ、んん…!」
今までの口づけとは全く違う、その先を予感させる触れ合いに真帆の頭が真っ白になってゆく。未知の刺激は少し怖い。
けれど嫌だとは思わなかった。
ただ身体が熱くて、この熱をどうしていいかがわからない。
蓮の胸元のシャツに手をつくと、そこも燃えるように熱かった。
「あ…や、ま、待って…」
息継ぎの合間に口にした真帆の懇願は、再び蓮の口内に消えてゆく。
「ん、んっ…!」
思考がぼんやりと霞んでゆく。
まるで身体の中心を直接愛撫されている、そんな気分だった。
「真帆、真帆…」
吐息を漏らすたびに蓮が呪文を唱えるみたいに真帆の名を繰り返す。その声音が熱を帯びて聞こえて、彼もまた夢中になっているのかもしれないと真帆は思った。
「…ダメだ、真帆」
漏れる吐息も、堪えきれない声も、怯えて逃げ惑う舌も、何もかもが俺のものだと言わんばかりに蓮が真帆の中で暴れまわる。真帆の中の奥の奥の奥まで暴こうと入り込む。
「んっ…あ、んん…!」
今までの口づけとは全く違う、その先を予感させる触れ合いに真帆の頭が真っ白になってゆく。未知の刺激は少し怖い。
けれど嫌だとは思わなかった。
ただ身体が熱くて、この熱をどうしていいかがわからない。
蓮の胸元のシャツに手をつくと、そこも燃えるように熱かった。
「あ…や、ま、待って…」
息継ぎの合間に口にした真帆の懇願は、再び蓮の口内に消えてゆく。
「ん、んっ…!」
思考がぼんやりと霞んでゆく。
まるで身体の中心を直接愛撫されている、そんな気分だった。
「真帆、真帆…」
吐息を漏らすたびに蓮が呪文を唱えるみたいに真帆の名を繰り返す。その声音が熱を帯びて聞こえて、彼もまた夢中になっているのかもしれないと真帆は思った。
「…ダメだ、真帆」