お見合い夫婦の結婚事情~カタブツ副社長に独占欲全開で所望されています~
唇を離した蓮が今度は真帆の耳に唇を寄せて荒い息を吐く。真っ赤に染まる真帆の耳を舐り甘噛みしながら囁く。
「タイムアウトだ、真帆。…もうやめてやれない」
大きな手が真帆の身体を這い回り始める。真新しいパジャマの隙間から、中へ入り込もうと舌舐めずりしながら入り口を探す。
大きな腕にしがみつき、真帆はなす術もなく自身が陥落するのを待つのみである。
怖くはない。
ただ自分の身体が自分ではないように反応してしまうのがたまらなく恥ずかしかった。
「あ、れ、蓮さん…!」
息が上がって少し苦しい。
目を閉じて、ただ愛しい人の名を呼べば、それが合図かのように蓮が真帆を抱いて立ち上がった。
「きゃっ…」
慌てて首にしがみつくと少し野性的な蓮の香りが強く香った。
スカイツリーの夜景をバックに蓮が微笑んだ。
「…寝室へ行こう」
「タイムアウトだ、真帆。…もうやめてやれない」
大きな手が真帆の身体を這い回り始める。真新しいパジャマの隙間から、中へ入り込もうと舌舐めずりしながら入り口を探す。
大きな腕にしがみつき、真帆はなす術もなく自身が陥落するのを待つのみである。
怖くはない。
ただ自分の身体が自分ではないように反応してしまうのがたまらなく恥ずかしかった。
「あ、れ、蓮さん…!」
息が上がって少し苦しい。
目を閉じて、ただ愛しい人の名を呼べば、それが合図かのように蓮が真帆を抱いて立ち上がった。
「きゃっ…」
慌てて首にしがみつくと少し野性的な蓮の香りが強く香った。
スカイツリーの夜景をバックに蓮が微笑んだ。
「…寝室へ行こう」