たしかに私は好きだった




私達は他愛もない話をした。



職場の後輩の話、先輩の話、辛かったときの話、笑えた時の話、、、



あっという間に3時間ほど経っていた。




あまり遅くまではいられないから、私は時計を見て切り出した。




「あの時のこと後悔してるわけじゃないけど、あの時違う選択をしていればって思ったことがあるの」





彼は、ふふっと笑った。




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