続・闇色のシンデレラ
季節が巡って、春。
「まま、だっこ」
「ごめんね絆、ママおなかが大きいからだっこできないの」
「やだ!まま、だっこ!ままがいい……」
抱っこして欲しいと、夜中にわんわん泣き出してしまった絆。
抱っこしてあげたいけど、だいぶお腹が大きくなってきてしまったのでいうことを聞いてあげられない。
こういう時、どう言ってあげればいいんだろう。
お腹に赤ちゃんがいるんだよって言ってもきっとまだ理解できないだろうし。
「あ、志勇……ごめん起こしちゃって」
すると隣で寝ていた志勇が起きてしまった。
彼はふらふらと絆の目の前まで行くと立ち止まる。
「……志勇?」
「パパぁ、だっこ」
「ん、ほらおいで」
起こされたというのに、志勇は絆を抱き上げると背中を優しくとんとん叩きながらだっこしてあげている。
とても極道の人間とは思えないパパぶりにこっちがビックリしてしまった。
「まま、だっこ」
「ごめんね絆、ママおなかが大きいからだっこできないの」
「やだ!まま、だっこ!ままがいい……」
抱っこして欲しいと、夜中にわんわん泣き出してしまった絆。
抱っこしてあげたいけど、だいぶお腹が大きくなってきてしまったのでいうことを聞いてあげられない。
こういう時、どう言ってあげればいいんだろう。
お腹に赤ちゃんがいるんだよって言ってもきっとまだ理解できないだろうし。
「あ、志勇……ごめん起こしちゃって」
すると隣で寝ていた志勇が起きてしまった。
彼はふらふらと絆の目の前まで行くと立ち止まる。
「……志勇?」
「パパぁ、だっこ」
「ん、ほらおいで」
起こされたというのに、志勇は絆を抱き上げると背中を優しくとんとん叩きながらだっこしてあげている。
とても極道の人間とは思えないパパぶりにこっちがビックリしてしまった。