僕の気持ち


自分の気持ちに正直に…

後悔はもうしたくない。

ごめんな。


小夏は泣いていた。


「ゎ…わかった…私、これだけ伝えればもう用事はないの…じゃあね。」



そう言って帰ってしまった。

今すごくアイツが好きなんだ。
抱きしめたいくらいアイツが好きなんだ。

離れてしまうのがただ怖くて、後悔したくなくて、

伝えられないんだ。



今、自分のことで精一杯なんだ。
アイツが現れてから。



それほど好きなんだなぁ。

< 11 / 20 >

この作品をシェア

pagetop