本命は君なのに



私は電車に乗り込みながらふと考えた。




彼は、一体どんな人なんだろうか。




どこの高校に通っているんだろうか?




そして、名前は何ていう名前なんだろう。




一気に頭の中がフル活動する。



彼のことをたくさん知りたいという気持ちがまるで風船が少しずつ膨らむように大きくなっていく。



胸の中がカッーと熱い。



えっ、もしかして、これは恋?!




そう、これが恋、私の初恋の始まり。




そして、明日もまた同じ時間にこの場所で会えるんだろうかという期待を抱きながら学校へ向かった。




恋に落ちる場所は色々なところにあふれている。



高校二年生、鈴鳴 紬(すずなり つむぎ)の恋の歯車が動き始める。











< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

初恋してます。
星利花/著

総文字数/48,751

恋愛(純愛)104ページ

表紙を見る
数馬くんのことが好きすぎて腹がたつ
星利花/著

総文字数/22,225

恋愛(学園)53ページ

表紙を見る
青空が君を笑顔にするまで
星利花/著

総文字数/45,932

恋愛(純愛)163ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop