守るべきは・・・誰
7】
☆☆必要ない
『陸 様
あなたには、もう私は
必要ない事がわかりました。
あなたの頭の中は、
彼女の事でいっぱいで
私が入る隙間もないのだと。
それなら・・・・
私は・・・邪魔でしかありません。
今後は、
私に気がねすることなく
あなたの思うように
生きて下さい。
離婚届に記入して
頂きましたら
こちらの弁護士さんに
連絡してください。
私はね、陸。
ずっと
あなたと
おじいちゃん、おばあちゃんに
なるまで、一緒に生きて行く事を
信じていました。
さようなら
大野 結月』
紬の彼で弁護士でもある
三樹 春斗(みつぎ はると)さんの
名刺を置いた。