守るべきは・・・誰
☆☆名前を呼ばれて
輝さんからもらった指輪を
触ったり、見つめたりしていると
「気にいってもらえた?」
「うん!!ありがとう。
とっても幸せな気持ち。」
と、伝えると
照れたように笑う輝さんだが
そっと耳元に
『ゆずが欲しい』
と、言われて
真っ赤になりながら頷いた。
輝さんは、私の手を取り
歩きだした。
私は、輝さんの背中をみながら
恥ずかしさでいっぱいだった。
駐車場に向かう途中
「・・・結・・・月・・・?・・・」
と、呼ばれて立ち止まる
私が止まったので
輝さんも
「ゆず?」
と、名前を呼ぶ
私の前に男性がいたので
輝さんは、私を自分の後ろに
すぐ隠した。