守るべきは・・・誰
18】
☆☆間違わない
*** 更に、一年が過ぎ ***
「じゃ、結月、行ってくるな。」
「輝、いってらっしゃい。
ほら、パパ、お仕事に行くって。」
輝は、結月のおでこにキスをし
「良い子にしとけよ。」
と、妻・結月の腕の中で
気持ち良さそうに眠る我が子
湊(みなと)の頬をつつき
手をふりながら出社した。
湊は、生後五ヶ月。
元気で可愛い男の子
産科の看護師さん達からは、
綺麗な顔をしていると
大絶賛だったが
私達には、可愛いくて
たまらない存在だ。
陸と再会した、あの日
表に出さないけど
不安に思っている輝さんに
自分の気持ちを知って欲しい
と、思い
輝さんと結ばれた。
私の心は、
陸に会っても
ざわつきも
憎しみ、悲しみもなく
同級生に会ったような
懐かしい感覚だった。
でも、それは、私が感じた事で
輝さんには伝わらない。
私は、私が苦しいとき
辛いとき、悲しいとき
私の側で、私を支えてくれた
輝さんに早くから
心は奪われていた。
ただ、結婚して、
もし・・・
と、先に進めずにいた。
だけど、輝さんに言われた。
「俺は、
守るべき人は、間違えない。
結月だけを生涯守り抜く」
この言葉に、この人について行こう
と、心を決めた。
全てを含めて
輝さんに
「私を輝さんだけのものに
して下さい。」
と、勇気をだして伝えると
輝さんは、
「結月、ありがとう。
必ずに幸せにする。
だから、結月は俺に沢山
愛されていて。」と。
私は、
「はい。
私も輝さんと幸せになりたい。
輝を愛しています。」
と、言うと
輝は、顔を赤らめて
「ごめん、我慢できないかも」
と、言い
私を抱き上げて
寝室のベッドに運んでいった。
「輝の思うように抱いて下さい。」
と、言うと
「すまん」
と、言いながら
私の中に入ってくる輝・・
「ああっ····ん·····」
「くっ·····ツゥ··ゆずっ··締める···な···
·····もた···ないっ·····・・・」
「んんっ·····フゥ····ン·····」
輝は、深く、深く、結月の中に
入り込みながら
加速していき。
二人で果てながら
何度もキスをし
再び、輝は結月の中にはいる。
幾度目かに、結月は意識をなくし
目が覚めた時は
身体は綺麗にされて
輝に抱き締められて寝ていた。
「うふっ、温かい幸せだな。」と。
「そうか、良かった。
やっと、俺のものになった。」
と、輝が抱き締めると
輝の分身が太ももに当たり
ん?えっ?
と、思っている間に
輝自身が、再び結月の中に入り
「やっ·····んんっ····」
「ゆずっ···きもち···いいっ····はぁ···っ···」
二人で果て、輝に抱き上げられて
シャワーを浴び
浴びながら、再び輝が
入ってきて。
どんだけ体力あるの?
と、思っていると
頭が真っ白になっていた。
次に目が覚めた時に
輝は、頭を下げて
謝ってくれた。