ストロベリーガトーショコラ for Valentine
「さめたね。赤いチョコペンで絵を描く?」

「うん、やる。」

これが、母に頼んだ1つ目のアイテム。赤のチョコペンはこちらでは見当たらなかった。

マグカップにお湯を入れて、ペンを柔らかくして、ユーナの好きなように描かせる。

そして・・・ここで登場する、2つ目のアイテム。いちごフレーク。

ケーキの上に乗せていく。

「ケーキのまわりの皿の周りにも、乗せていい?」

ユーナが聞く。

「いいよ」

これで、ユーナと私の愛のつまったストロベリーガトーショコラの出来上がりだ。

母に写メで送ってみる。

「美味しそうに出来たじゃない。半分は、明日食べるのよ」

「はーい」

と答える私。
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