【完】君に惚れた僕の負け。
◇
そんな今、10月入ってすぐ。通学路を恋々と並んで歩いていく。
「もうすぐ文化祭だねぇ」
今日も恋々はのほほんと空を見上げて言った。
「恋々んちのクラスは文化祭で何やんの?」
「なんと、コスプレ喫茶!」
これはまたわくわくに満ち溢れた声が返ってきたな。
「べただなぁ」
「でも初めてだから楽しみ。朱里くんのとこは?」
「縁日」
「朱里くんとこだってべたじゃん」
「うるせ」
コスプレ喫茶ねぇ。恋々が担当の時間に行こうかな。
そんな今、10月入ってすぐ。通学路を恋々と並んで歩いていく。
「もうすぐ文化祭だねぇ」
今日も恋々はのほほんと空を見上げて言った。
「恋々んちのクラスは文化祭で何やんの?」
「なんと、コスプレ喫茶!」
これはまたわくわくに満ち溢れた声が返ってきたな。
「べただなぁ」
「でも初めてだから楽しみ。朱里くんのとこは?」
「縁日」
「朱里くんとこだってべたじゃん」
「うるせ」
コスプレ喫茶ねぇ。恋々が担当の時間に行こうかな。