チョコレート記念日Ⅱ~ホワイトデー編~
「……どうすっかなぁ」
俺は自分の部屋のソファに腰掛け、スマホの画面を見つめながら、肩を落とす。
アクセサリー、、いや、アイツあんまりそういうのしてるの見たことないしな……
かといって無難にキャンディとかチョコレートとかはなぁ。うーん、、。
「あー、マジわかんねぇ」
言葉に出した瞬間、
はぁ、、とさらに深いため息が出た。
俺の名前は、永山大地。高校2年生。
え、何をそんなに悩んでるかって?
そりゃ、1週間後に迫ったホワイトデーに、彼女であり、幼なじみでもある白浜蘭にあげるプレゼントについてだ。