チョコレート記念日Ⅱ~ホワイトデー編~
入学式の日のある出来事をきっかけにあさみ先輩に一目惚れして、はや1年。
猛アタックを続けているのだが、なかなか手強い彼女に俺は苦戦を強いられている。
「ちょっと、また勝手に!自分のクラスで食べなって言ってるのに!瑞季からもなんか、言ってよ」
チラリと、俺の方を見ながらあさみ先輩は、隣の瑞季先輩に声をかけた。
「えー。私は別に侑都くんいても気にしないし。むしろ、応援してるし?」
そう呟いて、ニヤッと、不適に微笑んだのは、綾瀬瑞季先輩。
ショートの髪を耳にかけていて、目は、キリッとした一重。
可愛いというよりは、綺麗系な顔立ちをしている。
そんな彼女は、あさみ先輩の親友で、俺の恋路を応援してる…といいつつも、実際は、面白がっているんだろう。
まぁ、基本的には優しい先輩だ。