チョコレート記念日Ⅱ~ホワイトデー編~

そこからは、脳をフル回転、

今から10分で準備して、、いける!昼少し過ぎには目当ての場所にたどり着くはず。

急いで着替えながら、俺は冷静に予定を立て直す。

顔を洗い、歯磨きを済ませ、バタバタと、慌ただしく準備をすすめた。

そして、

「ちょっと出てくる」

と、リビングにいた母親に一言告げ、玄関を出ようとした 

その時。

「あれ?大地何してんの?そんなに慌てて、どっか出かける予定あったんだ?」

「ら、蘭…」

入り口付近で鉢合わせたのは、目をパチパチさせて驚いている蘭だった。

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