大人になんて、ならないで。




真矢くんの髪に触れていた手が、熱い。



耳や頬、首…真矢くんの肌に、触れたくなる。



今真矢くんの心の中にいるのは…私じゃないのに。




「真矢くん…」




寝顔、キレイだなぁ…。



誰にも、見せたくないよ。



真矢くん…




他の女の子のこと、好きにならないで…。





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