大人になんて、ならないで。
「…まったく、
そういうところがガキなのよ」
真優が玄関の方へ向かって何か呟いた後、
ソファーで横になっていた私に視線を向けた。
「愛もシャワー浴びてきたら?」
「あ……うん…。ありがと…」
ゆっくり体を起こして立ち上がろうとしたら、
真優が隣に座ってきて、むにゅ、と私の胸を掴んだ。
「……真優!?」
「愛さー、
ダメだよ、真矢のいるとこでこんな無防備は。
まったく。
こんな男を誘惑する凶悪な胸しやがって」
女子高生のノリで、女同士胸を揉んだりすることってあるじゃん。
真優は高校の時からそれは今も健在で、しょっちゅう私の胸を揉んでくる。
凶悪とか言うけど
私の胸が大きくなった原因、真優にもあるんじゃないかな…;