もう一度あなたに恋をする
その後
結局一週間の見守り同居のはずがズルズルと引き延ばされ、一か月近く経ったゴールデンウィーク前半に両親が私の様子を見に来た。その時に久瀬さんと両親の間であっという間に同棲が認められゴールデンウィーク後半には私の部屋から荷物が運びこまれた。
休み明け、住所変更の手続きもテキパキと久瀬さんが終わらせた。
周りに全く隠すこともしない。
仕事はと言えば私は今までと同じチーム内でアシスタントをしている。専務にデザイン企画部部長が就任したので久瀬さんが新しいデザイン企画部部長に、久瀬さんの抜けたチームリーダーは森谷さんが、チーフにはなんと夏樹さんがなった。
仕事の時、久瀬さんの私に対する態度は今まで通りだが、業務時間外になった途端に激甘な久瀬さんになる。昔から久瀬さんの事をよく知っている滝沢さんはからかう相手が出来てものすごく嬉しそうだ。
そして私の記憶が元に戻ってから約半年が経った十月十三日の私の誕生日
少し仕事で遅くなると言われ一人電車で帰宅した。
リビングに入るとメッセージカードと地図がテーブルに置かれていた。
朝、家を出る時には無かったはず・・・。
『お誕生日おめでとう。
今からここまで来て下さい。』
地図が示す場所は私が運び込まれた病院の前にある大きな公園。
休み明け、住所変更の手続きもテキパキと久瀬さんが終わらせた。
周りに全く隠すこともしない。
仕事はと言えば私は今までと同じチーム内でアシスタントをしている。専務にデザイン企画部部長が就任したので久瀬さんが新しいデザイン企画部部長に、久瀬さんの抜けたチームリーダーは森谷さんが、チーフにはなんと夏樹さんがなった。
仕事の時、久瀬さんの私に対する態度は今まで通りだが、業務時間外になった途端に激甘な久瀬さんになる。昔から久瀬さんの事をよく知っている滝沢さんはからかう相手が出来てものすごく嬉しそうだ。
そして私の記憶が元に戻ってから約半年が経った十月十三日の私の誕生日
少し仕事で遅くなると言われ一人電車で帰宅した。
リビングに入るとメッセージカードと地図がテーブルに置かれていた。
朝、家を出る時には無かったはず・・・。
『お誕生日おめでとう。
今からここまで来て下さい。』
地図が示す場所は私が運び込まれた病院の前にある大きな公園。