夢のウエディング イン イタリー
「ヴィーナスの誕生」「春」のほか、有名どころをどんどん見ていった・・・が、途中で。
「美和ちゃん、靴、壊れてるよ」
「本当だ。どおりで歩きづらいと思った」
しかたなく、
「はしょってみようか。その靴じゃ、大変でしょ」
という拡嗣の優しい言葉に甘え、そうすることにした。
ベランダに出ると、景色がとてもよかったので、韓国人らしき観光客に写真を撮ってもらった。
ウフィツィ美術館を出てすぐのところに靴屋があり、靴を買った。
59.99を55.00と言った美和だったが、拡嗣は50.00にしたかったらしい。そのせいで、ちょっと不機嫌になってしまった。
「美和ちゃんは、詰めが甘い」
と怒っていた。
「MISTER、このジャケット、お似合いですよ」
と、200.00のジャケットも押し付けられそうになったけれど、
「余裕がないです」
でどうにか逃れた。
「日本人だからって、バカにされてるんだよ!」
って、拡嗣はプンプン。
「でもでも、こぅちゃんのおかげで買わずに済んだよ?ね?」
街中で頬にチュッ。
ちょっと新婚旅行らしさが戻ってきた。
そのあと、ホテルに向かったが、曖昧な記憶でなかなか見つからず、苦労してやっと見つけた。お店でレモンスカッシュをかって、ホテルに入ってひと休み。
そのあと、夕食の場所を探しに行った。
「あれ?このあたりのはずなんだけどないね」
「おかしいなぁ」
あまり雰囲気のよくない地域に入りかけて不安になり、日本人観光客2人連れに、
「センピオーネホテルってどこですか?」
と尋ね、とりあえずホテルへ。
「あ”~っ、もう、疲れた。隣のピッツェリアでいいだろ?」
「うん」
ピザとトマトサラダとフルーツジュースを頼んだが・・・。
「・・・イマイチだね」
「ホテルのそばのせいかな」
「残念だね」
日本語が分からないのをいいことに文句を言った。
そのあと、ホテルに戻って。甘い時間は短めに、くっついて眠った。
疲れた~。
「美和ちゃん、靴、壊れてるよ」
「本当だ。どおりで歩きづらいと思った」
しかたなく、
「はしょってみようか。その靴じゃ、大変でしょ」
という拡嗣の優しい言葉に甘え、そうすることにした。
ベランダに出ると、景色がとてもよかったので、韓国人らしき観光客に写真を撮ってもらった。
ウフィツィ美術館を出てすぐのところに靴屋があり、靴を買った。
59.99を55.00と言った美和だったが、拡嗣は50.00にしたかったらしい。そのせいで、ちょっと不機嫌になってしまった。
「美和ちゃんは、詰めが甘い」
と怒っていた。
「MISTER、このジャケット、お似合いですよ」
と、200.00のジャケットも押し付けられそうになったけれど、
「余裕がないです」
でどうにか逃れた。
「日本人だからって、バカにされてるんだよ!」
って、拡嗣はプンプン。
「でもでも、こぅちゃんのおかげで買わずに済んだよ?ね?」
街中で頬にチュッ。
ちょっと新婚旅行らしさが戻ってきた。
そのあと、ホテルに向かったが、曖昧な記憶でなかなか見つからず、苦労してやっと見つけた。お店でレモンスカッシュをかって、ホテルに入ってひと休み。
そのあと、夕食の場所を探しに行った。
「あれ?このあたりのはずなんだけどないね」
「おかしいなぁ」
あまり雰囲気のよくない地域に入りかけて不安になり、日本人観光客2人連れに、
「センピオーネホテルってどこですか?」
と尋ね、とりあえずホテルへ。
「あ”~っ、もう、疲れた。隣のピッツェリアでいいだろ?」
「うん」
ピザとトマトサラダとフルーツジュースを頼んだが・・・。
「・・・イマイチだね」
「ホテルのそばのせいかな」
「残念だね」
日本語が分からないのをいいことに文句を言った。
そのあと、ホテルに戻って。甘い時間は短めに、くっついて眠った。
疲れた~。