腕の中の静けさは・・・
身体が傾く・・・

ぼんやり目を開けると私を見つめるユソンがいた。


あ、、そっか、、あのまま・・・・




あ、



「シオナ・・・・・」

「大丈夫。まだ寝てる」



時計に目を向けるともう少しで6時になるとこと。
そんなに時間が経ってないことにホッとする。


「天音。」

「・・・・・・」

「こっち向いて」


「・・・・・・」


「お願いだから、こっちむいて」


ゆっくりユソンの方を向く。






微笑むユチョンの手が私の髪を優しく撫でる。


目を閉じて大きく息を吸い込んで「なぁに?」ってユソンをもう一度見た。




「さっきは、、、本当にごめん。勝手に勘違いして勝手にヤキモチして勝手に怒って勝手に機嫌悪くなってごめんなさい。」




「・・・・・・」

「考えればすぐわかることなのに、天音がそんなことするはずないって・・・」




「そんなことって、、なによ」




「・・・・ん、、その、、」

「浮気?」
「ぇ、、、、、、」


言いにくそうにしてるから思いっきりはっきり言ったら目を真ん丸くして驚いて
言葉を失ってる。





「だってそうでしょ?そう思ったんでしょ?ユソンが寝てる間に私はシオンを連れて公園で男の子とって話でしょ?そんなことって・・・」








「・・・・・・・・や、、」

「いいの。いい。誤解されるような私の行動が悪いんだからいい」

「天音、、、ほんとそんなんじゃなくって、、、」


「決めた!明日、入会してくる」

「はぁ?」

「イケメンくんがいる幼児教室ににゅう
「ダーーーーーーーーーーーー!!待った!待って!!!」

ってすっごい慌てたユソン。



そのあともくだらないヤキモチで色々言い出したユソンに少し、、、
かなり・・・・呆れた。

そんな私にまたイラっとしたらしく機嫌が悪くなった。

シオンもいるのにいつまでもそんなユソンに構ってられないから適当にかわしていた。



順位なんてつける気はないのよ?





でも、、、今のユソンのままならシオンだよ。







< 120 / 308 >

この作品をシェア

pagetop