腕の中の静けさは・・・
「シオナ、、どうしたの?」
急いで近寄ると泣き出した。
ビックリしてユソン見たら心配そうな顔・・・
ぎゅぅってしがみついて泣いているシオンを抱き上げた。
「どうしたの?」
泣いて声にはならない。
ユソンも来て「シオナ・・・」って。
結局そのまま泣きながら眠ってしまった。
私のパジャマをしっかり掴んだままだったので
「こっちでシオンと寝るね」って言ったらブツブツ言い出だした。
かなり呆れたのは否めないけど笑いそうにもなる。
笑いをこらえて知らん顔で眠った。
だけど、朝になったらユソンもいて・・・
「なんでぇ、、、」
「ひとりはさみしい」
「・・・・・・」
「じゃぁ、シオンは毎日さみしいから泣いたんじゃない?」
「ちがうっしょ」
「なんでよ。」
「オレとシオンはちがう」
「っはぁぁあ?」
呆れて何も言えない。
そしたら後ろから抱きしめる腕の力が強くなり
「オレのもんだから」って耳元で声がした。
だから、、、何度も言うけど、その感情おかしいからね?(笑)
呆れる。
けど、ちょっとうれしい。
その日を堺にシオンの夜泣きが始まった。
ただ夜泣きと言っても、シクシク泣いていて私がそばにいればすぐに静かになって寝てしまう。
夜泣きとは少し違う気が・・・
ユソンは
「心配ないんじゃない?大丈夫っすよ。急に夜泣きってあるって聞くし、今までいい子だったぶんの反動なんじゃない?カノンも出来てお兄ちゃんになって色々我慢もしてると思うし、天音、、少し大変だけど付き合おうよ。オレも協力するからさ」って。
ヘンなヤキモチ妬いてた人の言葉とは思えない程、大きな心の素敵なアッパの発言。笑。
でもね、そうだよね。コレがユソンだよね。
ちょっとナーバスになり掛けてた私の気持ちも和らげながら子供達のことも冷静に見守ってくれている。
とはいえ、本当にほぼ毎日のこととなると、やっぱり心配になって
昼間にシオンに思い切って聞いてみることにした。
「シオナ?」
「ん~?」
またおもちゃに夢中になりながらも声だけはする(笑)
近づくと
「ののんは、ねた?」って癒しの笑顔。
「うん。ねたよ。1人で遊んでえらかったね。」って思いっきり褒める。
「ふふ(笑)だってボクおにいちゃんだもん」ってうれしそう。
ああ、、大きくなったなって泣きそうになる。
「ね、、シオン」
「うん。なぁに?オンマ(笑)」
その笑顔を見たら一瞬、聞いちゃいけないんじゃないかって・・・
実際シオンが夜泣きの自覚があるのかもわからない。
それに最近はいつもシオンと寝て朝を迎えているから朝起きると私がいる。
そんな状況に対してシオンは何も言わない。
「なんで?」も「どうして?」も・・・
お話が上手になってから「なんで?」攻撃が激しいとき。
好奇心旺盛のアッパに似て好奇心の塊みたいだから疑問はスルーしない。
だけど聞いてこない。
毎朝、私がそばにいることを・・・
そこにはちゃんと理由がある気がした。
だからやっぱり何となく聞いちゃいけない気がして聞くことをあきらめた。
その日の夜遅くに帰宅したユソンがビールを飲みながら
「そういえば聞いたんすか?」って。
だからそのことを伝えた。
「そっか。よかったんじゃない。天音がそう思ったならきっとそれが一番っすよ。」
「そっかな・・・本当は気になるし聞きたんだよ?」
「でも一瞬そう思ったんでしょ?」
「うん」
「そーゆー直感って大事なんじゃってオレは思うけど?」
「ん、私もそーは思う・・・けど」
ぎゅって抱きしめてくれたユソンが
「タイミング見ながらオレも聞いてみるよ」ってサラって英語で言った。
一瞬言葉を失う。
「あれ?わかんな、、い?もしかして?」
いやいや、、いきなり英語とか実践とか今はリッチモンドどころの騒ぎではない。
だけど「そうしてもらえるとうれしいよ」って久しぶりの英語・・・
「う、ん、わかったシオンのことは任せて。でも、あせったぁぁ~~。ほんとに実践必要かって(笑)よかった。
も~~マジわからないのかと思ったすよ。」
そのタイミングは案外すぐにやってきて・・・
とある休日。
お昼寝をしたカノンの横で一緒にウトウトし始めたシオン。
ユソンに2人をお願いして買い物に出かけた。
買い物も終わって自転車をこいでいるとスマホが鳴る。
【もっしも~~し、なに?なにか買ってくる?】
【うんん、とにかく早く帰ってきて】
って切れた。
聞こえたのはシオンの泣き声・・・
・
・
急いで近寄ると泣き出した。
ビックリしてユソン見たら心配そうな顔・・・
ぎゅぅってしがみついて泣いているシオンを抱き上げた。
「どうしたの?」
泣いて声にはならない。
ユソンも来て「シオナ・・・」って。
結局そのまま泣きながら眠ってしまった。
私のパジャマをしっかり掴んだままだったので
「こっちでシオンと寝るね」って言ったらブツブツ言い出だした。
かなり呆れたのは否めないけど笑いそうにもなる。
笑いをこらえて知らん顔で眠った。
だけど、朝になったらユソンもいて・・・
「なんでぇ、、、」
「ひとりはさみしい」
「・・・・・・」
「じゃぁ、シオンは毎日さみしいから泣いたんじゃない?」
「ちがうっしょ」
「なんでよ。」
「オレとシオンはちがう」
「っはぁぁあ?」
呆れて何も言えない。
そしたら後ろから抱きしめる腕の力が強くなり
「オレのもんだから」って耳元で声がした。
だから、、、何度も言うけど、その感情おかしいからね?(笑)
呆れる。
けど、ちょっとうれしい。
その日を堺にシオンの夜泣きが始まった。
ただ夜泣きと言っても、シクシク泣いていて私がそばにいればすぐに静かになって寝てしまう。
夜泣きとは少し違う気が・・・
ユソンは
「心配ないんじゃない?大丈夫っすよ。急に夜泣きってあるって聞くし、今までいい子だったぶんの反動なんじゃない?カノンも出来てお兄ちゃんになって色々我慢もしてると思うし、天音、、少し大変だけど付き合おうよ。オレも協力するからさ」って。
ヘンなヤキモチ妬いてた人の言葉とは思えない程、大きな心の素敵なアッパの発言。笑。
でもね、そうだよね。コレがユソンだよね。
ちょっとナーバスになり掛けてた私の気持ちも和らげながら子供達のことも冷静に見守ってくれている。
とはいえ、本当にほぼ毎日のこととなると、やっぱり心配になって
昼間にシオンに思い切って聞いてみることにした。
「シオナ?」
「ん~?」
またおもちゃに夢中になりながらも声だけはする(笑)
近づくと
「ののんは、ねた?」って癒しの笑顔。
「うん。ねたよ。1人で遊んでえらかったね。」って思いっきり褒める。
「ふふ(笑)だってボクおにいちゃんだもん」ってうれしそう。
ああ、、大きくなったなって泣きそうになる。
「ね、、シオン」
「うん。なぁに?オンマ(笑)」
その笑顔を見たら一瞬、聞いちゃいけないんじゃないかって・・・
実際シオンが夜泣きの自覚があるのかもわからない。
それに最近はいつもシオンと寝て朝を迎えているから朝起きると私がいる。
そんな状況に対してシオンは何も言わない。
「なんで?」も「どうして?」も・・・
お話が上手になってから「なんで?」攻撃が激しいとき。
好奇心旺盛のアッパに似て好奇心の塊みたいだから疑問はスルーしない。
だけど聞いてこない。
毎朝、私がそばにいることを・・・
そこにはちゃんと理由がある気がした。
だからやっぱり何となく聞いちゃいけない気がして聞くことをあきらめた。
その日の夜遅くに帰宅したユソンがビールを飲みながら
「そういえば聞いたんすか?」って。
だからそのことを伝えた。
「そっか。よかったんじゃない。天音がそう思ったならきっとそれが一番っすよ。」
「そっかな・・・本当は気になるし聞きたんだよ?」
「でも一瞬そう思ったんでしょ?」
「うん」
「そーゆー直感って大事なんじゃってオレは思うけど?」
「ん、私もそーは思う・・・けど」
ぎゅって抱きしめてくれたユソンが
「タイミング見ながらオレも聞いてみるよ」ってサラって英語で言った。
一瞬言葉を失う。
「あれ?わかんな、、い?もしかして?」
いやいや、、いきなり英語とか実践とか今はリッチモンドどころの騒ぎではない。
だけど「そうしてもらえるとうれしいよ」って久しぶりの英語・・・
「う、ん、わかったシオンのことは任せて。でも、あせったぁぁ~~。ほんとに実践必要かって(笑)よかった。
も~~マジわからないのかと思ったすよ。」
そのタイミングは案外すぐにやってきて・・・
とある休日。
お昼寝をしたカノンの横で一緒にウトウトし始めたシオン。
ユソンに2人をお願いして買い物に出かけた。
買い物も終わって自転車をこいでいるとスマホが鳴る。
【もっしも~~し、なに?なにか買ってくる?】
【うんん、とにかく早く帰ってきて】
って切れた。
聞こえたのはシオンの泣き声・・・
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