腕の中の静けさは・・・
ten
家族が大事って思ったから少しアメリカ行きを伸ばしてもらった。
辞令は1ヶ月後に出る予定。
4歳を前にシオンのキンダーガーデンのことがあったから出来れば早めに行って環境にも慣れさせたいと申し出でいたから・・・
でも今はそれ以前の話になっている。
社員の気持ちに寄り添ってくれる会社だ。
少し情緒不安定だったシオンが夜泣きって形でオレと天音に知らせてきたSOS
シオンのためにもそれが一番って思ったから
いつも家族4人一緒にいることを優先して家族の時間を大切に過ごした。
シオンの夜泣きの直接の原因は結局わからないままだった。
ただ不安なんだってことはハッキリしていたから
オレと天音はその不安を取り除くことだけを考えるように何度も話し合った。
4人で過ごす時間は忙しくしていたオレにとってもかけがえのない時間になっていった。
きっと天音もそうだったはず。
しばらくすると3ヶ月くらいでシオンの夜泣きも収まって
キンダーガーデンのことやタイミング的にもってことになって
天音と話し合って半月後にアメリカに行く事を決めた。
引越しの準備は少しずつ進めていたからもうほとんどすることはない。
オレの韓国での仕事も引継ぎも終わって半月は半日勤務で対応できそうだった。
その間に天音のリッチモンドの正式辞令も出て残りわずかな韓国の時間をゆったり過ごしていた。
その間に同僚達が送別会を開いてくれたり
日本へも行った。
正木やエイミにも会った、ヒョンの家族と一緒にお墓参りにも行って
シオンもカノンも楽しそうに初めて会う従兄弟と仲良く遊んでまたひとつ思い出が出来た。
「ユソン・・・頼んだぞ」ってヒョンとハグをして日本を後にした。
・
飛行機の中。
二度目のシオンはじっと座ったまま少し緊張の様子。
困ったのはカノン・・・(笑)
なかなか寝付けないのかよく泣いた。
シオンのときとは大違いでちょっと参ったのがホントのところ。
空港についた頃には天音もオレもヘトヘト。
その様子に大笑いだったオンマだったけど、笑い事じゃないって久々にちょっと怒りたくなったオレだった(笑)
実際カノンを天音と交代で抱きながらとにかく迷惑がかからないようにって必死だったから・・・
やっぱり唯一の救いはシオンがいい子だったこと。
時にはカノンもあやしてくれたり本当に頼もしいオッパだった。
「子育ては大変ンでしょ(笑)」ってオンマが笑う。
でもそれはそう。
実感・・・
兄妹なのに全くと言っていいほど何もかも違うふたり(笑)
親に感謝する気持ちも芽生える。
そんな気持ちにさせてくれたシオンとカノンにも感謝。
そしてこんなに素敵な感情や思いをオレに与えてくれるシオンとカノンを
産んでココまで育ててくれた天音にはもっと、、もっともっと感謝。
「ハルモニ~~~~~(笑)」ってちゃんとい言えるようになったシオンをとびっきりの笑顔で抱きしめたオンマ。
もちろんオンマはとろけるような笑顔。
地上についた途端ぐっすり眠りに落ちたカノンを初めて抱っこしたアボジも笑顔でいっぱいだった。
オモニに抱っこされたシオンがアボジとオモニに
「ボクのヨドンセン(笑)なまえはね、の、、、ぁ、、、カ、、ノン。」って紹介している。
なんだちゃんと言えるんじゃんって天音と笑ったっけ。
疲れきったオレと天音だったけど愛する家族の笑顔で心が安らいだ・・・
天音の手をしっかり握りしめて・・・
「あまね?」
「ん?」
チュ。
「ぅ、、」
って地味に驚く天音(笑)。
開放区アメリカ。笑。
空港キスだって挨拶で済まされる。笑。
そう思ったら止まらず天音をしっかり抱きしめて濃厚なキス。笑。
「あーーーーーーーーーーーーーーー!!」って大声を出したシオン
かまわず・・・・キス!(笑)
「アッパーーーーーーーズルイ~~~シオンもぉ!!!」
ってオレに体当たりしてきたシオンを抱き上げて天音のホッペを両方からはさんだ(笑)
「アッパーはもーいいでしょ。シオンのオンマだよ!オンマこっちむいて!」
そういいながら小さな手で天音のホッペを包み込むと自分の方へ向かせて子供ながらのディープなキスをした。
なんてヤツだ!
笑。
「あらやだ(笑)ユソナいつもこんななの?」
「ん?」
「シオンがあんなキスできるのって見てるからでしょ?」
「・・・・・・・んなわけねーだろ」
「あら?そぉ?あなたもそうだったんだけどな~笑。ねーあなた。」
「はぁ?」
「可愛かったのよ~それこそボクのオンマーだってぎゅうぎゅう抱きしめてキスしてくれたのよ~~(笑)さーいらっしゃいユソナ」
って大きく手を広げるオモニをなんだか可愛いなって思えたのもオレの成長かな?
そして取り合えずオモニを抱きしめた(笑)
視線を感じると天音とシオンがニヤニヤしながら見てる。
「ねーシオニ?あっぱ、ちゅーするかな?(笑)」
しねーよっ。
「うん。アッパ、するね(笑)」
しねーって!
そんなふたりは、また同じ顔で笑ってた。
・
辞令は1ヶ月後に出る予定。
4歳を前にシオンのキンダーガーデンのことがあったから出来れば早めに行って環境にも慣れさせたいと申し出でいたから・・・
でも今はそれ以前の話になっている。
社員の気持ちに寄り添ってくれる会社だ。
少し情緒不安定だったシオンが夜泣きって形でオレと天音に知らせてきたSOS
シオンのためにもそれが一番って思ったから
いつも家族4人一緒にいることを優先して家族の時間を大切に過ごした。
シオンの夜泣きの直接の原因は結局わからないままだった。
ただ不安なんだってことはハッキリしていたから
オレと天音はその不安を取り除くことだけを考えるように何度も話し合った。
4人で過ごす時間は忙しくしていたオレにとってもかけがえのない時間になっていった。
きっと天音もそうだったはず。
しばらくすると3ヶ月くらいでシオンの夜泣きも収まって
キンダーガーデンのことやタイミング的にもってことになって
天音と話し合って半月後にアメリカに行く事を決めた。
引越しの準備は少しずつ進めていたからもうほとんどすることはない。
オレの韓国での仕事も引継ぎも終わって半月は半日勤務で対応できそうだった。
その間に天音のリッチモンドの正式辞令も出て残りわずかな韓国の時間をゆったり過ごしていた。
その間に同僚達が送別会を開いてくれたり
日本へも行った。
正木やエイミにも会った、ヒョンの家族と一緒にお墓参りにも行って
シオンもカノンも楽しそうに初めて会う従兄弟と仲良く遊んでまたひとつ思い出が出来た。
「ユソン・・・頼んだぞ」ってヒョンとハグをして日本を後にした。
・
飛行機の中。
二度目のシオンはじっと座ったまま少し緊張の様子。
困ったのはカノン・・・(笑)
なかなか寝付けないのかよく泣いた。
シオンのときとは大違いでちょっと参ったのがホントのところ。
空港についた頃には天音もオレもヘトヘト。
その様子に大笑いだったオンマだったけど、笑い事じゃないって久々にちょっと怒りたくなったオレだった(笑)
実際カノンを天音と交代で抱きながらとにかく迷惑がかからないようにって必死だったから・・・
やっぱり唯一の救いはシオンがいい子だったこと。
時にはカノンもあやしてくれたり本当に頼もしいオッパだった。
「子育ては大変ンでしょ(笑)」ってオンマが笑う。
でもそれはそう。
実感・・・
兄妹なのに全くと言っていいほど何もかも違うふたり(笑)
親に感謝する気持ちも芽生える。
そんな気持ちにさせてくれたシオンとカノンにも感謝。
そしてこんなに素敵な感情や思いをオレに与えてくれるシオンとカノンを
産んでココまで育ててくれた天音にはもっと、、もっともっと感謝。
「ハルモニ~~~~~(笑)」ってちゃんとい言えるようになったシオンをとびっきりの笑顔で抱きしめたオンマ。
もちろんオンマはとろけるような笑顔。
地上についた途端ぐっすり眠りに落ちたカノンを初めて抱っこしたアボジも笑顔でいっぱいだった。
オモニに抱っこされたシオンがアボジとオモニに
「ボクのヨドンセン(笑)なまえはね、の、、、ぁ、、、カ、、ノン。」って紹介している。
なんだちゃんと言えるんじゃんって天音と笑ったっけ。
疲れきったオレと天音だったけど愛する家族の笑顔で心が安らいだ・・・
天音の手をしっかり握りしめて・・・
「あまね?」
「ん?」
チュ。
「ぅ、、」
って地味に驚く天音(笑)。
開放区アメリカ。笑。
空港キスだって挨拶で済まされる。笑。
そう思ったら止まらず天音をしっかり抱きしめて濃厚なキス。笑。
「あーーーーーーーーーーーーーーー!!」って大声を出したシオン
かまわず・・・・キス!(笑)
「アッパーーーーーーーズルイ~~~シオンもぉ!!!」
ってオレに体当たりしてきたシオンを抱き上げて天音のホッペを両方からはさんだ(笑)
「アッパーはもーいいでしょ。シオンのオンマだよ!オンマこっちむいて!」
そういいながら小さな手で天音のホッペを包み込むと自分の方へ向かせて子供ながらのディープなキスをした。
なんてヤツだ!
笑。
「あらやだ(笑)ユソナいつもこんななの?」
「ん?」
「シオンがあんなキスできるのって見てるからでしょ?」
「・・・・・・・んなわけねーだろ」
「あら?そぉ?あなたもそうだったんだけどな~笑。ねーあなた。」
「はぁ?」
「可愛かったのよ~それこそボクのオンマーだってぎゅうぎゅう抱きしめてキスしてくれたのよ~~(笑)さーいらっしゃいユソナ」
って大きく手を広げるオモニをなんだか可愛いなって思えたのもオレの成長かな?
そして取り合えずオモニを抱きしめた(笑)
視線を感じると天音とシオンがニヤニヤしながら見てる。
「ねーシオニ?あっぱ、ちゅーするかな?(笑)」
しねーよっ。
「うん。アッパ、するね(笑)」
しねーって!
そんなふたりは、また同じ顔で笑ってた。
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