腕の中の静けさは・・・
キッチンの2人の後姿を見つめる天音を呼び出して部屋に向かった。
「なに?どうかした?」
「うん。、、、、あのさ?」
「ん。」
「今夜泊めてあげたら?」
「ぇ?」
「話してくれないんでしょ?」
「んま~・・・聞き出すのもどうかっておもうし」
「ん、あのさ、、たぶんン、、だけど?」
「ん・・・・」
「ダンナ、、さん、の?暴力なんじゃないかって・・・」
一瞬なんのことだかわからなくてユソンをジッと見てしまった。
そんな私をふわり抱きしめると
「憶測でイケナイっては思うんだけど・・・気になって」
「暴力って・・・・・・」
「ん・・・」
ユソンの腕の中から飛び出して問うと
ほんわか優しい笑顔を共にまた抱き寄せられる。
「落ち着いて(笑)」
笑いながら私の背中をトントンって優しいリズムが包み込む。
迷わずぎゅってユソンに抱きついた。
「ふは(笑)ね?キスしてい?」
「・・・・・・」
「オイオイ、、カノンも天音も無視するって、ひっでーな。笑」
「してないし。」
顔を上げ素早くユソンにキスをした。
「さっき見えたんだ。ママ、アザがたくさんすよ」
「アザ?」
すこし怖くなった・・・
聞いたことはあっても身近にそーゆー話があったわけでもなく
想像もつかないことで・・・
回した腕に力が入る。
・
回された腕の強さに心地よさを感じる。
でもきっと天音はそれどころじゃないはずっすよね。
暴力とか・・・
「腕にあった。オモニも言ってた」
「・・・そぉ、、、」
さっき何気に腕まくりをした彼女。
慌てて隠したけど気付いたオレとオンマ。
「ご主人の話は聞いたことある?」
「ん・・・」
天音を抱きしめると大きく息を吐き出し話し始めた。
「韓国に留学で来ていたご主人と知り合ってこっちに来たって」
「うん」
「ご主人はこっちで自動車の修理の会社を経営しているみたい。」
「そーなんだ」
「小さいけど経営自体はうまくいってるって聞いてたんだけど・・・」
「彼女は仕事してるの?」
「会社で経理とかしてるって言ってた」
「そうなんだね」
「でも暴力って、、、」
「ん・・・」
「うぇーーーーーーーーーーーん」
突然聞こえたカノンの泣く声
急いで2階へ向かう。
部屋に入るとカノンがオレに駆け寄ってきた。
急いで抱きあげるとしがみつきヒックヒック泣き声は静かになる。
天音と顔を見合わせると「眠かったのかな?」って・・・
「眠いなら天音のほういくっすよ。それに・・・」って言いながら
2人を見るとうつむいたままだった。
なにかあったことは間違いなさそう。
すでにウトウト状態のカノンを天音に渡しながら二人に声を掛ける。
「男同士シャワーいくぞ~」
「え?」
先に声に出したのはウィリー。
「今夜泊まってくことになったから3人でシャワーな(笑)」
「えーーほんとに?やったぁ~」って大喜びのウィリーとは対照的に少し困惑気味の表情のシオン。
不安そうな顔の天音の肩をポンと叩いて2人を連れてバスルームに向かった。
3人の後姿を見送り腕の中で寝てしまったカノンを連れてリビングに向かうと
マットを広げながらアボニムが心配そうに見ていた。
カノンを寝かすとタオルをかけてくれるアボニム。
「大丈夫だったのか?」
「よくわからないんですけど、何かあったみたいで今ユソンがふたりをシャワーに連れて行きました」
「そーか。じゃぁアイツに任せておけば安心だな」
「はい・・・」
「ふふ。ホントかわいいなぁ~カノンは(笑)」
そんなアボニムに少し心が癒された。
・
・
「なに?どうかした?」
「うん。、、、、あのさ?」
「ん。」
「今夜泊めてあげたら?」
「ぇ?」
「話してくれないんでしょ?」
「んま~・・・聞き出すのもどうかっておもうし」
「ん、あのさ、、たぶんン、、だけど?」
「ん・・・・」
「ダンナ、、さん、の?暴力なんじゃないかって・・・」
一瞬なんのことだかわからなくてユソンをジッと見てしまった。
そんな私をふわり抱きしめると
「憶測でイケナイっては思うんだけど・・・気になって」
「暴力って・・・・・・」
「ん・・・」
ユソンの腕の中から飛び出して問うと
ほんわか優しい笑顔を共にまた抱き寄せられる。
「落ち着いて(笑)」
笑いながら私の背中をトントンって優しいリズムが包み込む。
迷わずぎゅってユソンに抱きついた。
「ふは(笑)ね?キスしてい?」
「・・・・・・」
「オイオイ、、カノンも天音も無視するって、ひっでーな。笑」
「してないし。」
顔を上げ素早くユソンにキスをした。
「さっき見えたんだ。ママ、アザがたくさんすよ」
「アザ?」
すこし怖くなった・・・
聞いたことはあっても身近にそーゆー話があったわけでもなく
想像もつかないことで・・・
回した腕に力が入る。
・
回された腕の強さに心地よさを感じる。
でもきっと天音はそれどころじゃないはずっすよね。
暴力とか・・・
「腕にあった。オモニも言ってた」
「・・・そぉ、、、」
さっき何気に腕まくりをした彼女。
慌てて隠したけど気付いたオレとオンマ。
「ご主人の話は聞いたことある?」
「ん・・・」
天音を抱きしめると大きく息を吐き出し話し始めた。
「韓国に留学で来ていたご主人と知り合ってこっちに来たって」
「うん」
「ご主人はこっちで自動車の修理の会社を経営しているみたい。」
「そーなんだ」
「小さいけど経営自体はうまくいってるって聞いてたんだけど・・・」
「彼女は仕事してるの?」
「会社で経理とかしてるって言ってた」
「そうなんだね」
「でも暴力って、、、」
「ん・・・」
「うぇーーーーーーーーーーーん」
突然聞こえたカノンの泣く声
急いで2階へ向かう。
部屋に入るとカノンがオレに駆け寄ってきた。
急いで抱きあげるとしがみつきヒックヒック泣き声は静かになる。
天音と顔を見合わせると「眠かったのかな?」って・・・
「眠いなら天音のほういくっすよ。それに・・・」って言いながら
2人を見るとうつむいたままだった。
なにかあったことは間違いなさそう。
すでにウトウト状態のカノンを天音に渡しながら二人に声を掛ける。
「男同士シャワーいくぞ~」
「え?」
先に声に出したのはウィリー。
「今夜泊まってくことになったから3人でシャワーな(笑)」
「えーーほんとに?やったぁ~」って大喜びのウィリーとは対照的に少し困惑気味の表情のシオン。
不安そうな顔の天音の肩をポンと叩いて2人を連れてバスルームに向かった。
3人の後姿を見送り腕の中で寝てしまったカノンを連れてリビングに向かうと
マットを広げながらアボニムが心配そうに見ていた。
カノンを寝かすとタオルをかけてくれるアボニム。
「大丈夫だったのか?」
「よくわからないんですけど、何かあったみたいで今ユソンがふたりをシャワーに連れて行きました」
「そーか。じゃぁアイツに任せておけば安心だな」
「はい・・・」
「ふふ。ホントかわいいなぁ~カノンは(笑)」
そんなアボニムに少し心が癒された。
・
・