腕の中の静けさは・・・
その日の夜、ベッドの中でシオンに話しをすると
「ぼく、だいすきなんだウィリーのことが・・・だから、、だ、から」って泣き出した。
初めて出来たお友達。
「オンマ、、」
「うん」
「でもボクねちゃんとお話したよ」
「ん?」
「ウィリーになぐるのはよくないよって。」
「そっか。えらかったね。ウィリーもわかってくれたよ」
「うん、きょうね、カノンにごめんねって言ってた。」
ユソンを見るとニコニコ笑ってた。
「カノンはなんて?」
「クス笑。いつもみたいに、わかんな~~いって(笑)」
「そーなんだ(笑)」
「うん。かわいかったよカノン(笑)」
「おまえどんだけカノンすきなんだよ」ってユソンが大笑いしてる。
「そんなの決まってるよ。いっぱいい~~っぱいスキ」ってシオンも大笑い。
遊びつかれてぐっすりのカノンは起きそうになかった。(笑)
その2週間後、韓国へと戻って行ったウィリーとママ。
空港まで見送りに行って、帰りの車の中で必死で涙をこらえるシオンをずっと抱きしめていた。
そんな私とシオンをずっと見ていたカノンが家に着くとソファーに座ったシオンをずっと抱きしめていた。笑。
その光景を見ながら「幸せっすね」ってキスをくれたユソン。
そしてまた我が家に戻った日常。
韓国へ帰って行ったウィリーとママ。
我が家にとっても素敵な出会いだったことには違いない。
離婚するのかはわからないけど、幸せを願わずにはいられない。
韓国へ帰るときには必ず会おうねって約束を交わしたシオンとウィリー。
シオンにとってもアメリカに来てからの重大な出来事になったすよね。
アメリカに来て時間が過ぎるのを早く感じていた。
オレも最近では久しぶりの張り詰めたリッチモンド支社での勤務も慣れ
天音も予定通りはじめは家庭優先での慣らし勤務がスタートしていた。
日に日にやんちゃになるカノンもこっちに着てからはオモニとアボジのおかげで安定した生活をしていた。
だからオレも天音も安心して勤務に就くことができていた。
「きっと色々な事がシオンより早いね」って天音が笑った。
シオンにもまた新しい友達も増え、
毎日その日の出来事を身振り手振りを交えながら一生懸命話してくれた。
毎日その話を聞くことがオレと天音の楽しみにもなって行く。
「あのね^^」
「ボクね^^」
「それでね^^」
お友達の名前も沢山出て来るようになって本当にあっという間に慣れてしまった。
子供の適応能力って素晴らしいって、真剣な顔をして天音が言ったから可笑しくて
「なによ~」ってムスってするから
「自分だって(笑)」って言ったら
「そんなことない。私まいにち必死だもん。いまだに緊張するし、うまくいかないことだらけだし、今までしてきたことってなんだった?って少しヘコんでるし、やっぱりココは特別なんだなって思うし、、、、ユソンて、ほんとすごいんだなって・・・」
「見直した?(笑)」
「見直すなんて、、ずっとそー思ってたし・・・見直す必要ないもん。改めて思ったって話」
「へぇ~~~(笑)」
「なに。ほんとだよ?ほんとにそう思ってる」
「笑。うん、ありがと」
「・・・・・」
「ガリル褒めてたよ。」
ちょこんって顔を上げた天音に微笑むと少しだけ笑顔になった。
・
「ぼく、だいすきなんだウィリーのことが・・・だから、、だ、から」って泣き出した。
初めて出来たお友達。
「オンマ、、」
「うん」
「でもボクねちゃんとお話したよ」
「ん?」
「ウィリーになぐるのはよくないよって。」
「そっか。えらかったね。ウィリーもわかってくれたよ」
「うん、きょうね、カノンにごめんねって言ってた。」
ユソンを見るとニコニコ笑ってた。
「カノンはなんて?」
「クス笑。いつもみたいに、わかんな~~いって(笑)」
「そーなんだ(笑)」
「うん。かわいかったよカノン(笑)」
「おまえどんだけカノンすきなんだよ」ってユソンが大笑いしてる。
「そんなの決まってるよ。いっぱいい~~っぱいスキ」ってシオンも大笑い。
遊びつかれてぐっすりのカノンは起きそうになかった。(笑)
その2週間後、韓国へと戻って行ったウィリーとママ。
空港まで見送りに行って、帰りの車の中で必死で涙をこらえるシオンをずっと抱きしめていた。
そんな私とシオンをずっと見ていたカノンが家に着くとソファーに座ったシオンをずっと抱きしめていた。笑。
その光景を見ながら「幸せっすね」ってキスをくれたユソン。
そしてまた我が家に戻った日常。
韓国へ帰って行ったウィリーとママ。
我が家にとっても素敵な出会いだったことには違いない。
離婚するのかはわからないけど、幸せを願わずにはいられない。
韓国へ帰るときには必ず会おうねって約束を交わしたシオンとウィリー。
シオンにとってもアメリカに来てからの重大な出来事になったすよね。
アメリカに来て時間が過ぎるのを早く感じていた。
オレも最近では久しぶりの張り詰めたリッチモンド支社での勤務も慣れ
天音も予定通りはじめは家庭優先での慣らし勤務がスタートしていた。
日に日にやんちゃになるカノンもこっちに着てからはオモニとアボジのおかげで安定した生活をしていた。
だからオレも天音も安心して勤務に就くことができていた。
「きっと色々な事がシオンより早いね」って天音が笑った。
シオンにもまた新しい友達も増え、
毎日その日の出来事を身振り手振りを交えながら一生懸命話してくれた。
毎日その話を聞くことがオレと天音の楽しみにもなって行く。
「あのね^^」
「ボクね^^」
「それでね^^」
お友達の名前も沢山出て来るようになって本当にあっという間に慣れてしまった。
子供の適応能力って素晴らしいって、真剣な顔をして天音が言ったから可笑しくて
「なによ~」ってムスってするから
「自分だって(笑)」って言ったら
「そんなことない。私まいにち必死だもん。いまだに緊張するし、うまくいかないことだらけだし、今までしてきたことってなんだった?って少しヘコんでるし、やっぱりココは特別なんだなって思うし、、、、ユソンて、ほんとすごいんだなって・・・」
「見直した?(笑)」
「見直すなんて、、ずっとそー思ってたし・・・見直す必要ないもん。改めて思ったって話」
「へぇ~~~(笑)」
「なに。ほんとだよ?ほんとにそう思ってる」
「笑。うん、ありがと」
「・・・・・」
「ガリル褒めてたよ。」
ちょこんって顔を上げた天音に微笑むと少しだけ笑顔になった。
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