腕の中の静けさは・・・
まずはアボニムとオモニムに話をする。

もちろんふたりは「安心していってらっしゃい」と言ってくれた。




子供たちにはもう少し様子を見て時間をおいてから話したいってユソンにお願いした。



ユソンも「天音がそうしたいならいいんじゃない」って・・・

いつもユソンが見守ってくれているって安心する。






話せばちゃんとわかる子たちって思ってる。


でもそれは私の勝手な都合のいい思いであって・・・





信じてるけど心配。

子供たちを何気に眺めてしまうことが多くなった。







「まぁーた無言で見つめてる。(笑)」

「ぁ、、」

「ふたりともさっき天音を不思議そうな顔してみてたっすよ(笑)」


「え!うそ・・・」




「それにも気付かなかったんだ(笑)」


「・・・うん」







「あのさ、そろそろ話してみたら?」

「・・・・でも、、」




「カノンがオンマ眠いのかな?って(笑)。っま、それもどーなんだって話なんすけどね(笑)
かわいいヤツでしょオレの娘ちゃん。ぬは。。。」





「・・・・・・」




「それに、、シオニが心配してるっすよ・・・(笑)」









離れたくないのは私。



子供たちが心配なんて言いながら、、

本当は自分がさみしいから言えないでいる。



シオン、、、

カノン、、、



ごめんね、、こんなオンマで。









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