腕の中の静けさは・・・
「笑。難しい顔っすね~はっは(笑)」

「・・・・・・」

「なに考えてたっすか?」

「・・・・・・」

「ん?」





「スキ。だいすき。ユソン。どうしたらいいんだろ・・・・」

「あっへぇ(笑)やっべぇ~な今夜は眠れないかもぉおっほっほぉ~」




「ユソン・・・愛してる」




んふ、って笑って、、カノンがいたらきっとまたツママレテタヨ。
かと思ったら見惚れちゃうくらいに色っぽい顔をして



「愛してるよアマネ。世界で一番キミがスキ。シオンにも負けないよ?」って。


「よ?疑問投げかけたっ(笑)。自信ないんだぁーーー」

「ち、がう!っすよ」

「クフふ。(笑)」


横向きに顔を突き合わせて話していたユソンがゴソって胸元に顔を寄せた。



ユソンの柔らかい髪をクシャクシャしながら「うれしいな」って思う。

「柔らけっクス。」って胸元で聞こえるその声に「幸せだな」って思う。


そのままユソンを引き寄せるように抱きしめた。




クスクス笑うユソン。



「天音?」

「ん?」


「今、思ってること、、あるでしょ?」




「、、、なんで?」





「聞きたい。いま、天音が思ってること、、そのまま教えて」

「・・・・・・」




「きかせて」



「ユソン、、、、」

「ん、、」





「ユソンと、、」

「ん、」


「赴くままに、、、、、愛しあいたい」





「んン、オレも」

胸元で聞こえるその声と微かに触れる唇。







「ユソン。」

「ん。」


「ユソン・・・」

「ん・・・」



触れられた場所からどんどん熱を帯びて
指が移動するコロには帯びた熱は優しく広がり安心する温かさにかわる


その繰り返し・・・

だから跳ね上がった身体と呼吸が整う頃には
温かな優しさに包まれて安心感でいっぱいになる私の身体。



自然とぽろぽろ流れる涙を何度も何度も拭ってくれるユソンが笑う。


「素直なんすっよね天音の身体、、アハ(笑)も~~ほんっとに大好きっすよ。ホントに幸せだな~~って思うンすよね。」





「ユソン・・・・・・」









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