腕の中の静けさは・・・
『出向っていうか、オレのところに来て。オレのものになって。
オレだけの天音になってオレと国際カップルになろ?』



『そんなに言わなくても・・・』



『言わなきゃわからないんすよ。オレの好きな人はっ』

『すみません。』




『で?わかったの?』







『韓国にもユソンのところに行ってもいいですか?』

『どっちも待ちくだびれましたよ』




抱き合ったままそんなことを言っている自分達がおかしくなって
どちらからともなく笑ってしまった。







そしてどちらかともなく顔を見合す。







・・・・・





・・・・・・










自然と触れ合う唇はゆっくり深くなっていった・・・
















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