腕の中の静けさは・・・
ベッドの回りに沢山の人が居た。
その中の1人、天音の担当の看護師さんがオレに気付くと外に出てきてくれた。
「どうしたんですか!アマネ大丈夫なんですか!!」
「パクさん。落ち着いてください。いいお知らせです」
「今朝の検温時に奥さまにまた反応があったんです。」
「、、、ほんとに?」
「はい。おはようございますって声を掛けたら声がかすかに・・・」
「・・・・しゃべった、、んですか?」
「はい、、。」
戻って行った看護師さんを追うようにガラス越しに目を向けると
マスクを外して色々先生が反応を確かめていた。
「あ!」思わず声が出た。
今、オレの目にも確かに見えた。
天音の指がピクって動いた。
「パクサン!先生がお部屋にって」
「はい!」
支度を整えて天音の居る部屋に入る。
「せんせぇ、、、」
「ご主人、声を掛けてあげてください」
「、、、ハイ」
ベッドに近づいて声をかける。
「天音?・・・・・・聞こえる?」
「・・・・・・天音?ね?聞こえてるなら、ぁ、、、」
握りしめた手が弱く握り返される。
「天音!!!!」
今度は口元が微かに緩む。
でも目を開けることはなくて・・・・・・
「天音ってばぁ!!!!!!」
ふにゃふにゃって2回握り返された手。
その手を先生に見せると先生が微笑んでいて
「ね!!目、、、あけて、、、オレ見て!!ね!!!」
それには反応しなくて、、
「あまね!!!!!」
大声を張り上げたオレ。
反応を見るように天音の顔をみるとゆっくり小さく動いた口元。
「、、ココ、、ド、、コ」って・・・・・
・
その中の1人、天音の担当の看護師さんがオレに気付くと外に出てきてくれた。
「どうしたんですか!アマネ大丈夫なんですか!!」
「パクさん。落ち着いてください。いいお知らせです」
「今朝の検温時に奥さまにまた反応があったんです。」
「、、、ほんとに?」
「はい。おはようございますって声を掛けたら声がかすかに・・・」
「・・・・しゃべった、、んですか?」
「はい、、。」
戻って行った看護師さんを追うようにガラス越しに目を向けると
マスクを外して色々先生が反応を確かめていた。
「あ!」思わず声が出た。
今、オレの目にも確かに見えた。
天音の指がピクって動いた。
「パクサン!先生がお部屋にって」
「はい!」
支度を整えて天音の居る部屋に入る。
「せんせぇ、、、」
「ご主人、声を掛けてあげてください」
「、、、ハイ」
ベッドに近づいて声をかける。
「天音?・・・・・・聞こえる?」
「・・・・・・天音?ね?聞こえてるなら、ぁ、、、」
握りしめた手が弱く握り返される。
「天音!!!!」
今度は口元が微かに緩む。
でも目を開けることはなくて・・・・・・
「天音ってばぁ!!!!!!」
ふにゃふにゃって2回握り返された手。
その手を先生に見せると先生が微笑んでいて
「ね!!目、、、あけて、、、オレ見て!!ね!!!」
それには反応しなくて、、
「あまね!!!!!」
大声を張り上げたオレ。
反応を見るように天音の顔をみるとゆっくり小さく動いた口元。
「、、ココ、、ド、、コ」って・・・・・
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