腕の中の静けさは・・・
「昨日、一応すべての検査をさせて頂きました。」
「はい」
「ま、結果、心配していた内臓系機能の低下などもこのまま回復していくものと考えます。」
「は、い、、よかった・・・」
「はい。あとは外傷部分と心因的な部分ですね。
あ、あと頭のほうも脳や神経に異常は見られないので今わかっている今後に響くものですかね。これはもうお話した通りになってしまいますが、細かくお話しすると奥様の場合は・・・」
って言いながら紙に書いて説明してくれた。
頚椎とか脊髄とか聞いたことはあっても実際はわからないことだらけ。
先生が絵にかいて説明してくれても難しくて、、
でもちゃんとちゃんと聞く。
天音の場合、胸椎の下部から腰椎にかけてだから下肢の麻痺が考えられるってことらしい。
「それと、あとは
「お腹の子次第ってことですよね」
「ん、、そればっかりではないですけど、大きな要因になることは承知しておいて頂きたいです。ただ本当にこればかりは何とも言えないのが現状で、その時々のケースで変わってくるのですみません。」
「はい、、」
「これが検査の書類です。まだ結果待ちの物もありますが・・・」
って言いながら先生がひとつひとつ細かく丁寧に・・・。
ひとまず安心。
外傷や心因的なことは目が覚めてからのことって。
「言語や聴覚や視覚などには問題ないと思っています。
上半身の麻痺は損傷部分を考えても大丈夫なんではないかと思っています。手も握り返されましたよね。」
「はい。」
「耳も聞こえてることは確認済みですし声も出ましたからね」
「そうですね。でもなんで目覚めないんんですか?」
「ん、、そこですよね。安定剤は投与続けてますが、今はそれほど強い量ではないので
なんでっかな?ってボクも思ってるんですよね。(笑)」
「笑うとこですか?」
ってちょっとムッとしてしまった。
「あ、、すみません。不謹慎でした。でもパクさん、それほど奥さまは回復に向かってるって話なんです。こちらで1人でって伺いましたけど?」
「はい、、」
「疲れてらっしゃるんじゃないですかね?」
「なんですかね?」
「ん、、(笑)、あ、すみません。」
「いえ。優しいんですね先生。」
「え?」
「ボクがひどい顔してるんですよね。自覚あるんで・・・」
「アッハハ(笑)。中、どうぞ。声掛けてあげてください。ご主人来てるってわかったら疲れも吹っ飛んで目覚めるかもしれませんからね。」
「ごゆっくり」って笑顔で部屋を出て行った先生と入れ替わるように中に入った。
・
「はい」
「ま、結果、心配していた内臓系機能の低下などもこのまま回復していくものと考えます。」
「は、い、、よかった・・・」
「はい。あとは外傷部分と心因的な部分ですね。
あ、あと頭のほうも脳や神経に異常は見られないので今わかっている今後に響くものですかね。これはもうお話した通りになってしまいますが、細かくお話しすると奥様の場合は・・・」
って言いながら紙に書いて説明してくれた。
頚椎とか脊髄とか聞いたことはあっても実際はわからないことだらけ。
先生が絵にかいて説明してくれても難しくて、、
でもちゃんとちゃんと聞く。
天音の場合、胸椎の下部から腰椎にかけてだから下肢の麻痺が考えられるってことらしい。
「それと、あとは
「お腹の子次第ってことですよね」
「ん、、そればっかりではないですけど、大きな要因になることは承知しておいて頂きたいです。ただ本当にこればかりは何とも言えないのが現状で、その時々のケースで変わってくるのですみません。」
「はい、、」
「これが検査の書類です。まだ結果待ちの物もありますが・・・」
って言いながら先生がひとつひとつ細かく丁寧に・・・。
ひとまず安心。
外傷や心因的なことは目が覚めてからのことって。
「言語や聴覚や視覚などには問題ないと思っています。
上半身の麻痺は損傷部分を考えても大丈夫なんではないかと思っています。手も握り返されましたよね。」
「はい。」
「耳も聞こえてることは確認済みですし声も出ましたからね」
「そうですね。でもなんで目覚めないんんですか?」
「ん、、そこですよね。安定剤は投与続けてますが、今はそれほど強い量ではないので
なんでっかな?ってボクも思ってるんですよね。(笑)」
「笑うとこですか?」
ってちょっとムッとしてしまった。
「あ、、すみません。不謹慎でした。でもパクさん、それほど奥さまは回復に向かってるって話なんです。こちらで1人でって伺いましたけど?」
「はい、、」
「疲れてらっしゃるんじゃないですかね?」
「なんですかね?」
「ん、、(笑)、あ、すみません。」
「いえ。優しいんですね先生。」
「え?」
「ボクがひどい顔してるんですよね。自覚あるんで・・・」
「アッハハ(笑)。中、どうぞ。声掛けてあげてください。ご主人来てるってわかったら疲れも吹っ飛んで目覚めるかもしれませんからね。」
「ごゆっくり」って笑顔で部屋を出て行った先生と入れ替わるように中に入った。
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