腕の中の静けさは・・・
結局カノンはずっとオレにしがみついたまま家に着いても離れようとはしなくて
一緒に風呂に入って、シオンが1人風呂に入ってる間に夕飯の支度をする。

カノンは泣きつかれたのかソファーで眠ってしまった。



「アッパのご飯ひさしぶりだね」

「そっか?」

「うん・・・カノン起こさなきゃね」

「だな(笑)かの~ん、|イロナ~~~(起きて)笑」




目をこちょこちょ擦りながら起き上がったカノン。


寝起きのカノンはすごく天音に似てるんすよね(笑)

ぎゅーーぅって抱きしめた。



そうすると小さな手をめいいっぱい広げてオレの背中をポンポンってしてくれる。

いつも見てるからなのか、遺伝なのか?(笑)


まるで天音にそうされてるみたいな錯覚に陥る。

親子なんすね、って前に言ったらユソンとシオナだってってクスクス笑った天音との会話がまるで昨日の事のように思えて不思議・・・









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