腕の中の静けさは・・・
『韓国でもレッスンしてもらってるんだけど、オレの耳に聞きなれてる天音の日本語の方が耳に入りやすいんすよね。協力してくれない?』

って言ったら



『ユソンの恋の応援かぁ~笑。私でよかったら。』ってすんなり出たOK。




でもオレはそんなヘンな誤解をして『よかったね』って笑う天音さえも愛しくて
一緒にいられるならそれでもいいやって(笑)

誤解も解かずに
何度も日本を訪れて天音との日常会話から日本語レッスンを受けていた。





そんな天音だからなんの警戒もなくオレをマンションにも上げてくれた。

ホテルも取らずに天音のマンションに泊まることもあったほど。



あまりにも警戒心がなくて、
もしかしたら全く相手にされてないんじゃないかって心配にもなったけど

まぁ、、彼女ありって設定だからだよなって思考がかなりポジティブだった。




だってさそこはさ

好きな子の部屋に入り込めて・・・?



まして泊まれてなんて・・・

夢のような話。





浮かれてたのも事実・・・








でも同時に押し寄せるのは家の中でなんとなく感じる影。



一気に不安が増してゆく・・・













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